中国塗装高等職業訓練校
 
概要
中国塗装高等職業訓練校は国、県、市から認定を受け働きながら、一定の教科を終了した場合に建築塗装(技能士補として)の資格が取れます。また生徒の事業主には国から助成金が支給される制度です。
 
訓練内容
1年間の授業時間は1400時間で(訓練校の授業時間は900時間、現場事業所で実施する教育訓練は500時間となっています。)
 
実施科目
系基礎学科
 塗装法概論、塗料
 塗料機械設備
 デザイン
 安全衛生等
1.生産工学概論:人間が物質にある手段を加えて、その形、性能、位置など変化させる仕組み。
2.塗装法概論:塗装の目的は何か、塗装の理想と使命。
3.デザイン概論:光と色、色の表示法色彩と採光及び照明との関係/レタリングの手法。
4.塗料:塗料の構成と分類、塗料各論。
5.塗料機械設備:塗料用機械の種類、装置、静電塗装装置、空気圧縮機等。6.関係法規:労働基準法。 7.安全衛生:安全管理、衛生管理の意味。
系基礎実技
 機械実習
 調色基本実習
 塗装基本学習
 デザイン基本実習等
1.機械本実習:エアーコンプレッサー始業準備、点検、試運転、エアスプレーガン含む。 
2.デザイン基本実習:色の表示法、色の3属性、マンセル記号の読み方、示し方、塗料の標準見本帳の取り扱い。 
3.調色基本実習:色合わせの方法、色合わせの条件、顔料の性質と色合わせ上の方法。 
4.塗装基本実習:素地ごしらえ、各種塗料塗装法、塗装の欠陥、養生。 
5.安全衛生作業法:危険物、有機溶剤、塗装機械工具の取り扱いで起こるもの、足場、高所運搬等作業で発生する災害。
専攻学科
 建築塗装法
 建築塗装用塗料
 建築構造、試験法
 仕様と積算等
1.建築物塗装法:建築生産の歴史、建築生産の特質、建築の生産過程、建築生産の近代化。
2.建築塗装用塗料:塗料の構成と分類、塗装各論。 
3.建築構造:建築構造の概要、主要構造部分の概要、建具、建築材料。 
4.試験法:物理的性質光学的性質、塗膜に関する試験、欠陥に関する試験、フォードカップによる粘膜の測定。 
5.仕様及び積算:仕様の目的、積算と見積り、施工計画。
専攻実技
 塗装機器操作実習
 建築物塗装実習
 塗料と塗膜検査実習等
1.塗装機器操作実習:エアーコンプレッサー圧力設定噴霧塗装機を用いて、試し吹き、スプレーパターンの作成、噴出量調整、パターン開き調整、横吹き流し塗り 
2.建築物塗装実習:パテのあて方、サンドペーパーのあて方、ハケに塗料を含ませる方法、ハケの運び方、返し方。ローラに塗料を含ませる方法、ローラの運び方、ムラ塗りの手直し、塗りおとしの補修塗り。 
3.足場実習:丸太足場の組方、単管足場の組方、ビデー足場の組方。 
4.塗料・塗膜検査実習:粘土計の使い方、膜厚計の使い方。ペーパー計の使い方。
 
講師について
1学科、実技とも7名態勢で対応し技能照査合格点80点以上を目指しています。
 
入校の条件
授業写真
学科授業
実技写真
実技実習
●学歴は高等学校以上の卒業者であること。
●雇用保険に加入されていること。
●学校への出席率は80%以上であること。
 
入校時の費用
●入校金 生徒数に関係なく1社当たり¥30,000
●事業主負担金 生徒1人当たり¥120,000
 
その他(また、技能検定)
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また、電話での意見、質問等また、技能検定の問い合わせ窓口は下記へご連絡ください。
084-953-6071 事務局 濁川まで
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